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セクションレポートでは、DataFieldプロパティで式を使用して、レポート内のTextBoxの出力形式を日付/時刻、数式、条件値などに指定できます。フィールド式はイコール(=)記号から始めます。
数式を使用する
TextBoxのDataFieldプロパティを任意の数式に変更します。
例:
=UnitPrice+5
=Quantity-5
=Quantity*UnitPrice
=UnitPrice/QuantityPerUnit
Substringを使用する
TextBoxのDataFieldプロパティを、文字列の中の指定された範囲の部分文字列に変更します。グループ化を設定する場合は、GroupHeaderのDataFieldプロパティを同じ値に変更します。
例:
=ProductName.Substring(0, 1)
日付または時刻を使用する
TextBoxのDataFieldプロパティを次のような値に変更します。
例:
=System.DateTime.Now.ToString()
条件値を作成する
TextBoxのDataFieldプロパティを任意の条件式に変更します。
例:
=(UnitsInStock > 0)?"在庫あり":"再注文"
フィールドを結合する
テキストボックスのDataFieldプロパティを以下のように変更します。
例:
="在庫に" + ProductName + "の" + UnitsInStock + "品目があります。"
=TitleOfCourtesy + " " + FirstName + " " + LastName
メモ: ActiveReportsではNull値を自動処理し、空文字列に置き換えます。 |
四捨五入する
テキストボックスのDataFieldプロパティを以下のように変更します。
例:
=(double)System.Math.Round(UnitsInStock/10)
モジュール除算を使用する
テキストボックスのDataFieldプロパティを以下のように変更し、剰余(この場合は2)を取得します。
例:
=22%(5)
Null値を置き換える
テキストボックスのDataFieldプロパティを次のように変更し、Nullを任意の値に変更します。
例:
=(UnitsInStock == System.DBNull.Value) ? "在庫はありません。 " : UnitsInStock